35th Anniversary~おんな舟~

泉ちどり 35th Anniversary~おんな舟~歌詞
1.おんな舟

作詞:木下龍太郎
作曲:朝月廣臣

掴めなかった やすらぎなんて
ひとりでいくら 捜しても
流れ流され 浮世の岸で
やっと見つけた 夢あかり
あなたと一緒に しあわせの
海に着きたい おんな舟

不幸つづきの その明け暮れに
宿命(さだめ)の星を 逆(さか)うらみ
長い苦労も 出逢いのための
避けて通れぬ まわり道
心を預けて これからは
あなた任せの おんな舟

春に先がけ 咲く花よりも
命の長い 遅れ咲き
日向(ひなた)みたいな やさしい胸で
今度泣く日は うれし泣き
あなたと一緒に しあわせの
海に着きたい おんな舟


2.君は心の妻だから


3.浜酒場

作詞:木下龍太郎
作曲:野崎眞一

舵を取らせりゃ 北海一と
他人(ひと)の噂は 掛値(かけね)なし
貴方(あんた)必ず 戻って来てね
ここが母港(ぼこう)の 浜酒場
船を案じて 赤提灯に
今日も願いの 灯をともす

お酒入れば 大法螺(おおぼら)吹くが
決して言わない 嘘だけは
そこに惚れ込み 許したつもり
男嫌いの この肌を
嫁に来いとの 約束破りゃ
二度と暖簾は ぐぐらせぬ

壁の写真に 陰膳(かげぜん)据えて
添える一本 好きな酒
貴方(あんた)空けたら 私に注(つ)いで
ひとり芝居の 浜酒場
時化が治まりゃ 港に届く
きっと大漁の 風便り


4.恋の奴隷


5.お吉物語


6.いいじゃないの幸せならば


7.北のおんな節

作詞:野村豊収
作曲:野崎眞一

海で育った おとこ肌
強いようでも やっぱり女
風が肌身に 凍てつく夜は
あんたを偲んで 郷里の歌
唄えば涙が 溢れでて
ひとり今夜も エー夢を追う

あんた恋しと 海鳥啼けば
思い出します ふるさとを

夢が欲しいと 海猫が啼く
馬鹿な奴だと 飛沫が笑う
しけの波間に 花束なげて
形見のタオルを 首に巻き
今夜もあんたと 酒を飲む
酔えば苦さが エー身にしみる

死ぬも生きるも 一緒だと
言ったあんたを 忘れはしない
胸に残った 温もり抱いて
明日へ漕ぎだす おんな船
人生荒波 のり越えりゃ
いつか夜明けの エー陽が昇る


8.こけし物語


9.熱海の夜


10.幸福つゞり


11.人形の家


12.運命橋

作詞:木下龍太郎
作曲:野崎眞一

地図がないから 人生は
どちら向いても 迷い道
まして女の 細道は
いつも手さぐり 夢さぐり
浮き世の川を 越えるには
渡らにゃならない 運命橋

やっと掴んだ つもりでも
またも幸せ 肩すかし
私なりには 尽くしたが
傷を残した 憎い人
川面に映る 三日月が
涙で崩れる 運命橋

長い雨でも この世には
決して止まない 雨はない
女ごころの やすらぎも
きっと見つかる 遅れても
明日を信じ 揺れながら
渡って行きたい 運命橋


13.今日でお別れ


14.こけし物語(オリジナルカラオケ)